浄土真宗本願寺派( 本山・西本願寺 )埼玉組のブログです。
 
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初詣は神社にお参りするもの?


 

お正月になると、毎年、大勢の方が初詣に出かけます。テレビでは有名な神社の参拝風景を中継し、また、どこそこの神社に何人の参拝者があったか等と報道されます。ちなみに、東京では明治神宮、京都では伏見稲荷大社、大阪では住吉大社といったところがいつも参拝者数ベストテン入りしています。これを見ても明らかなように、どうも“ 初詣 ”と言えば、神社にお参りする人が多いようです。

 

それでは、どういう思いで初詣に出かけるのかというと、レジャー気分や雰囲気もあるのでしょうが中身は“ 願いごとをする ”のが多いのではないでしょうか。「 今年一年、健康でありますように 」とか、「 仕事がうまくいきますように 」とか、また、若い人であれば「 希望の会社、学校に合格しますように 」とか、「 よい結婚相手が見つかりますように 」といった類の願いをかけるのでしょう。

 

初詣 ”という言葉からは、どうも「 願いごと 」や「 悪いことを祓いたい 」といったことが連想されます。しかし、初詣は「 新年の初参り 」ということですから、やはり自らの信じる教えに則して、その宗教施設にお参りするのが本筋ではないでしょうか。浄土真宗の門徒であれば、ご縁のある手次のお寺( 所属時=菩提寺 )なり、京都・本願寺や、東京・築地本願寺にお参りするということです。

 

ただでさえ、自己(家族を含め)の欲望や願いばかりが前面に出がちな私たちです。心改まるお正月なのですから、昔の浄土真宗の教章にある「 現世祈祷や まじないを行わず、占いなどの迷信にたよらない 」の御文のとおり、じっくりとわが身を振り返り人生にとって何が大切なのかを見つめながら、確かな拠りどころとなるお念仏を味わってみましょう。それでこそ“ 浄土真宗門徒の初詣 ”です。

 

また、正月には自宅の仏壇(ご本尊の阿弥陀仏)でも、家族そろってお参りしましょう。

 

合 掌

【2018.11.29 Thursday 12:12】 author : saitamaso
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